最初のカラオケは、テープ(8トラックまたはカセット)に歌の伴奏を収めただけのもの。それでも、伴奏は人間の演奏者によって演奏されていました。それをテープで再生し、歌詞は紙に印刷されたものを見ながら、マイクに向かって歌う、そういうものでした。
図1↓ 最初のカラオケ
やがて1980年代に入って、「レーザーディスク」や「VHD」といった「絵の出るレコード(ディスク)」が登場しました。それに伴って、1982年にそれらの「絵の出るディスク」を利用した「ビデオカラオケ」が登場しました。
ビデオカラオケに収められていたのは、「人間の演奏者によって演奏された伴奏」と、「その曲のためだけに制作された映像」。その伴奏と映像を再生しながら、マイクで歌います。
図2↓ ビデオカラオケ
以上が、通信カラオケ登場以前の原始的なカラオケです。
'70〜80年代当時は、コンピュータやシンセサイザーで音楽を作る技術は一応はありました。しかし当時は、シンセの音だけで伴奏を全て作ってしまえるような技術はありませんでした。
'80年代も末期になって、「サンプリング」などの技術が一般化して、ようやくシンセだけで伴奏をなんとか作れるレベルになってきました。
(でもやっぱり、現在に至るまでシンセの音は生楽器の音にはかなわない)
1992年、「X2000」と「JOYSOUND」が発売され、通信カラオケの時代が始まったのです。

