ですが、実はHi-STANDARDの曲が入っているカラオケが実在します。Lavcaに、以下の2曲があります。
822-52 THIS IS LOVE
822-21 NEW LIFE
一体これはどうなっているのか?「アーティストの意向」を無視して曲を入れてもいいのか?もしそうしてもいいのなら、Hi-STANDARDを全曲入れたっていいはずです。
実は、JASRACが著作権を管理している曲(これを「JASRAC委託」という)なら、JASRACの許可を得て、所定の使用料を払えば、作者の意向などを特に確認しなくても、その曲を使用することができます。もちろんカラオケに関しても。前述のLavcaだって、ちゃんとJASRACの許可を得て件の2曲を使っているのです。
ところが、著作者には「同一性保持権」という権利があります。著作者が、自分の作品が自分の意図しない形で使われることをやめさせることができる権利です。「おふくろさん」を巡る森進一と川内康範との間のトラブルでも、この言葉がクローズアップされましたね。この権利には、JASRACといえども関与することはできないので、当事者間でやるしかないのです。(JASRACによる「同一性保持権」についての解説はこちら)
ですから、Hi-STANDARDがLavcaに対して、自分たちの曲の使用をやめさせる仮処分申請でもすれば、もうそれでおしまいです。こんな状態では、曲を増やすこともできなければ、「ハイスタを歌えるのはLavcaだけ」と大々的に宣伝することも、まず無理だということがおわかりいただけると思います。
で、もう一度「うたスキ」の「ごめんなさいリスト」を見てみましょう。ここをクリックしてから、「状態で絞り込み」欄で「ごめんなさい」を選択してみましょう。
「カラオケ拒否」なんてことを言うのはインディーズの連中ばかりかというと、実はそうでもありません。メジャーデビューしたアーティスト、それも「全曲配信」の対象となっているアーティストの中にも、本人の意向でカラオケにできない曲があります。たとえば、以下の曲が「ごめんなさい」になっています。
「アイスマン」Dragon Ash
「ホットケーキ」Dragon Ash
「Memorial address」浜崎あゆみ
「いか」BUMP OF CHICKEN
「喝采 〜花になれ〜」BUMP OF CHICKEN
「シャドー」BUMP OF CHICKEN
「DUNNY」BUMP OF CHICKEN
「星のアルペジオ」BUMP OF CHICKEN
「ワッショイ」BUMP OF CHICKEN
これらの曲には、ある共通点があります。「隠しトラック」としてCDに収録された曲であるということです。(BUMPの隠しトラックは、毎回ファンの間で話題になる恒例行事ですね)
アーティストがわざわざ「隠しトラック」にした曲は、やはりカラオケでは歌ってほしくない、ということなのでしょう。それ以前に正式な歌詞が公開されていないから、カラオケを作るのが困難だということもあるのですが。
それから、ミスチル桜井がヴォーカルで参加するBank Bandの歌うカバー曲も、全曲カラオケでの使用が拒否されています。もちろん、元歌はほぼ全曲入っています。
それと、一部で話題となった「エアーマンが倒せない」。これも、最初は「ごめんなさい」でした。どうやらこの曲は、JASRAC委託ではないようです。その後、この曲はカラオケ配信が許可されましたが。
最近は、一部のアニメ/ゲーム/パチンコなどの関連曲で、JASRACに委託されていない曲に対してカラオケ化の要望が出てくることがあります。ですがJASRACに委託されていないと、歌手、作詞者、作曲者、その他の関係者に一々許可を得る必要があるから、カラオケ化が一気に困難になります。
ここらへんの事情は、Request Stationさんが詳しく解説されています。


まずHi-STANDARDは、残念ながらカラオケはまだ解禁されていないのですが、
着うたは2007年9月から解禁されました。
そして「エアーマンが倒せない」は、カラオケ解禁されました。
JOYシリーズでは10/31配信予定です。
未だに調査中である。
非売品の曲だけにカラオケ音源入手がむずかしいのかも。
現在必死にエントリー曲を投票しているが、
200位以内はまだ遠いようだ。