2007年10月18日

(19)まとめ(後編)〜カラオケの明日はどっちだ?!

さて、この連載もいよいよ最終回です。
いよいよ最終的なまとめということで、さて何を書こうか?と思った所に、ITmediaでこんなニュースが出ました。
カラオケメーカー、ネットに活路 持ち歌SNSや「ガンダム採点」
その冒頭はこんな書き出しです。

そういえば最近、カラオケ行ってないな――そんな人は多いかもしれない。
カラオケ人口は1994年以来減少が続き、2006年は4720万人とピーク時より約3割減った。
「市場は飽和し、カラオケ機器はシェアの食い合いになっている」と、「JOYSOUND」で知られるカラオケ機器メーカー、エクシングの伊藤智也さんは言う。
ピーク時の12社あった機器メーカーは、3社まで減少。楽曲数や音質を競う“スペック競争”も限界に来ている。


カラオケの現状は、まさにその通りです。カラオケのハードウェアは、もう画期的な新機能を盛り込むことが難しいほどに発達しています。
そして、カラオケ各メーカーの競争は、映像や生音などのコンテンツ、そしてネット機能を利用したコミュニティの形成に主眼が移ってきています。

確かに、「ランバト」や「うたスキ」は、カラオケ機器を介した新たなコミュニティを形成して、独自の盛り上がりを作り出しています。
しかし「ランバト」が盛り上がり、プレーヤー集団がいくつもでき(ニックネームに「@○○」などの印をつけることが多い)、採点のロジックを研究して、「100点」を出すプレーヤーが続出して…となった結果、逆に初心者が入りにくくなったという一面は確かにあります。(採点基準が何度も変わったおかげで、私なんかもう90点出せない…)
これは、カラオケの世界に限った話ではありません。
多くの世界で、「お得意様」を大事にする一方で、「初心者」にも入ってもらわないといけない、そのジレンマに悩む状態になっています。
その意味で、単にカラオケファンが盛り上がるだけでない、「歌う人に優しいカラオケ」とは何かを真剣に考える、そんな流れを模索して競う、そんなようになってほしいと思います。

それと「ヒトカラ」が急速に市民権を得たように、カラオケは急速に「個人的」なものとしての性格を強めています。その一方で、合コンやコンパ、忘年会などのようなカラオケも健在。一口にカラオケといっても、その性格は幅広くなっています。
その幅広い性格のカラオケに対応していく努力も求められていくでしょう。

この連載をまとめるにあたって、以下の文献を参考にさせていただきました。改めて感謝の意を表します。

Wikipedia「通信カラオケ」、およびWikipediaでこれに関連する項目

全国カラオケ事業者協会「カラオケ歴史年表」

カラオケメーカー各社のサイト(特に会社沿革)
(株)第一興商
(株)エクシング
(株)BMB
posted by くまたろう at 17:21| Comment(0) | 通信カラオケ機種概論序説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月15日

曲目 2007年10月14日 (13:00〜19:00)

この記事はコメントOKとしますので、感想などをご自由に書き込んでください。

* 開催日:2007年10月14日 (13:00〜19:00)
* 開催地:中目黒
* 使用機種:PremierDAM


10分前 / 川本真琴
A DAY[LIVE] / 矢沢永吉
A Song for ××-BEST of COUNTDOWN 06〜07 Edit- / 浜崎あゆみ
About Me / 浜崎あゆみ
Built To Last / Melee
Climax Jump / AAA DEN-O form
Close To You / noon
falling jimmy / マキシマム ザ ホルモン
Forever Love / X JAPAN
Good Night / 福山雅治
HIROMI / 柴田淳
Hold On Me / 福山雅治
Holding Out For A Hero / Bonnie Tyler
JOY / YUKI
JUDY AND MARYメドレー / JUDY AND MARY
Let's Hear It For The Boy / Deniece Williams
LOVE&TRUTH / YUI
MANHATTAN JOKE / 河合奈保子
MARIA[LIVE] / 矢沢永吉
MY HEART DRAWS A DREAM / L'Arc-en-Ciel
NEO UNIVERSE / L'Arc-en-Ciel
Nothing From Nothing / Billy Preston
ONLY YOU / BOOWY
ROLLING1000tOON / マキシマム ザ ホルモン
Rosier / LUNA SEA
ROUGE OF GRAY / BOOWY
Rusty Nail / X JAPAN
SAKURA / いきものがかり
SING A SONG / 信近エリ
Smile / Elvis Costello
The End Of Shite / YUKI
The Girl From Ipanema / Astrud Gilberto
WINTER, AGAIN / GLAY
X / X JAPAN
You Suffer / Napalm Death
You're the Only… / 小野正利
アイ・ラブ・ユー, OK[LIVE] / 矢沢永吉
いろはにほへと / いきものがかり
うるわしきひと / いきものがかり
おしりかじり虫 / おしりかじり虫
カフェ・ド・鬼 / 電気グルーヴ
さくら / グループ魂
サレンダー / 布袋寅泰
ズッコケ男道 / 関ジャニ∞
ぞうきん / BAKU
タオル / クレイジーケンバンド
ダンシング・シスター / キグルミ
トラベリン・バス[LIVE] / 矢沢永吉
バーバラ・セクサロイド / YAPOOS
パンチラ・オブ・ジョイトイ / グループ魂
ひなげし / いきものがかり
ふがいないや / YUKI
ポリリズム / Perfume
もうひとりの俺[LIVE] / 矢沢永吉
もっと強く抱きしめたなら / WANDS
ラスト・シーン[LIVE] / 矢沢永吉
ワンBOXのオーナー / ダンス☆マン
一期一会 / 前田亘輝
嫁とロック / グループ魂
関風ファイティング / 関ジャニ∞
共犯者[LIVE] / 矢沢永吉
胸に咲いた黄色い花 / スピッツ
決戦は金曜日 / DREAMS COME TRUE
月光花 / Janne Da Arc
黒く塗りつぶせ[LIVE] / 矢沢永吉
止まらないHa〜Ha〜[LIVE] / 矢沢永吉
時間よ止まれ[LIVE] / 矢沢永吉
修羅 / Does
秋桜 / 中森明菜
冗談なんかじゃないからネ / 中村中
深紫伝説 / 王様
真夏の花火 / 中孝介
真夏の条件 / Base Ball Bear
青春のとびら / いきものがかり
青春ライン / いきものがかり
瞳の住人 / L'Arc-en-Ciel
童貞フォーク少年、高円寺にて爆死寸前 / 銀杏BOYZ
日本人 / 銀杏BOYZ
熱くなれ / 大黒摩季
彼方 / ナナムジカ
包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ / マキシマム ザ ホルモン
恋人 / 福山雅治
posted by くまたろう at 22:09| Comment(2) | 当サークルの歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月10日

(18) まとめ(前編)〜結局、どの機種を選べばいいのか?

6月末から続いてきたこの連載も、いよいよまとめに入りました。今まで、カラオケ機器の基本的な内容についていろいろと書いてきました。そして、この連載のそもそもの趣旨に再び立ち返ってみます。
「結局、どの機種を選べばいいのか?」

といっても、歌う歌の趣味なんて人それぞれ。同じジャンルやアーティストでも、人それぞれの部分がいろいろとあって、一概に言えない部分が非常に大きいのです。
でも最近は、カラオケメーカーは3社に絞られてきて、いろんな機種が乱立していた10年前に比べると、だいぶ選びやすくなったとは言えます。

まず、自分のよく歌う曲やアーティストについて、各メーカーの公式サイトで曲目検索してみましょう。
DAMシリーズの曲目検索は http://www.clubdam.com/dam 「カラオケDAM」のトップページの一番上で検索できます。
JOYSOUNDシリーズの曲目検索は http://joysound.com/ex/search/karaoke/index.htm 「うたスキ」にログインしていれば、歌詞を見ることもできます。
UGAシリーズの曲目検索は http://ugakara.com/pc/index.html トップページから直接いけるのはいいんだけど、機種を「uga plus」と「UGA」のどちらか選ぶ必要があります(あんまり違わないのに)。

あなたの歌いたい曲が多く入っている機種が、あなたに適した機種の条件の一つであると言えます。
メジャーなアーティストだと、あんまり機種ごとの違いは出ない場合があります。その場合は、生音やPVの曲がどれだけ多く入っているかを目安とするといいでしょう。

ちなみにJOYとUGAでは、上記の検索で「本人映像」「生音」はわかります。「本人映像」は、JOYでは「PVクリップ」、UGAでは「クリップ」といいます。「生音」は、JOYでは「スゴオト」、UGAでは「スタ録」といいます。DAMの場合、「生音」は「生音」とちゃんと検索画面に出ますが、「本人映像」は検索画面ではわかりません。PDFの本人映像一覧があるので、ファイルがちょっと重いけどそこから探す必要があります。

それとやはり、同じシリーズの中でできるだけ新しい機種を選ぶことも大事。DAMシリーズの場合は「Premier」か「BB」を選ぶべきです。JOYSOUNDシリーズなら「WAVE」か「V2」。単に「ダム」とか「ジョイ」とか言って指定すると、同じシリーズの中でも古い機種に当てられてしまうことがあります。
posted by くまたろう at 14:40| Comment(0) | 通信カラオケ機種概論序説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

フリートークその4

この記事は、皆さんがフリーに書きこんでいただける掲示板として使おうと思います。
「この記事へのコメント」の所にご自由に書きこんでご利用下さい。

スレッド
その1 http://www.karaoke-maniax.com/article/29073204.html
その2 http://www.karaoke-maniax.com/article/32330634.html
その3 http://www.karaoke-maniax.com/article/39897394.html
posted by くまたろう at 12:38| Comment(66) | フリートーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月25日

(17) キー設定

カラオケは「お客さんに歌ってもらってナンボ」の商売です。ですから、カラオケの音は原曲の雰囲気を再現しつつ、「歌いやすくする工夫」がいろいろと入っています。たとえば、イントロのない曲に、カラオケメーカーが独自のイントロをつけるなど。
しかし「キー設定」は、昔からメーカーが困ってきたことの一つでした。

20年ぐらい前のレーザーカラオケ時代は、とにかく「通常の男性(or女性)の音域で出せるキーに設定する」という考え方が、当時は一般的だったのです。そのことが「歌いやすくする」ことであると考えられていたのです。
そのため、高音を売り物にする歌手の曲では、「原曲キー−6」とか「−8」とか、そういったキー設定の曲も時々ありました。昔のJOYSOUNDなどでは、キーコンは−4〜+4しかないのに。

ここでちょっと話がずれますが、皆さんキーコンってちゃんと使いこなせてますか?
ピアノの鍵盤を思い浮かべていただきたいのですが、±0の状態でド(C)の音が鳴っている所で、キーコンを+1にすると音が半音上がってド#(C#)になります。−1にすると半音下がってシ(B)になります。
キーコンとは、そうやってキーを動かして、自分の歌いやすいキーにしたり、またはオリジナル歌手の歌うキー(いわゆる「原曲キー」)にするためのものです。

ですが、見たところキーコンをちゃんと使いこなせている人は少ないように思われます。
譜面を読めるだけの音楽の知識があって、自分の声の音域を把握していて、歌う曲の音域を把握していて、それで初めて「自分の歌いやすいキーにする」ことができるのです。これは、譜面を読めるような知識のない人には敷居の高いことです。
それで、特に90年代の通信カラオケ時代になってからは、キーコンはたいていの場合「原曲キーに合わせる」ためだけに使われていたのが実情でした。

みんながみんな、そんなに高音自慢になったわけではありません。ただ、多くの人が言うのは、「オリジナル歌手のCDを聴いて練習しているのに、キーがずれていると歌いにくい」つまり「歌いやすいキー」=「原曲キー」です。
なのに、カラオケメーカーはレーザーカラオケ時代と変わらない「歌いやすいキー」=「通常の男性(or女性)の音域で出せるキー」という考え方にとらわれていました。
その点で、メーカーとカラオケファンとの間で認識のズレがあったと言えます。(ってのはちと大げさか)

ようやく、ここ数年ぐらいで、たいていの曲は原曲キーで入るようになりました。それ以外の昔の曲も、リモコンで予約する段階で、原曲キーで予約することができるようになりました。
posted by くまたろう at 06:16| Comment(1) | 通信カラオケ機種概論序説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月18日

(16) 「ごめんなさい」曲(後編)

前回は、Hi-STANDARDというバンドは本人がカラオケを拒否していて、実際カラオケにはほとんど入ってないけど、それを知らずにカラオケで彼らの曲を探し続けるファンが後を絶たないというお話をしました。
ですが、実はHi-STANDARDの曲が入っているカラオケが実在します。Lavcaに、以下の2曲があります。
 822-52 THIS IS LOVE
 822-21 NEW LIFE

一体これはどうなっているのか?「アーティストの意向」を無視して曲を入れてもいいのか?もしそうしてもいいのなら、Hi-STANDARDを全曲入れたっていいはずです。
実は、JASRACが著作権を管理している曲(これを「JASRAC委託」という)なら、JASRACの許可を得て、所定の使用料を払えば、作者の意向などを特に確認しなくても、その曲を使用することができます。もちろんカラオケに関しても。前述のLavcaだって、ちゃんとJASRACの許可を得て件の2曲を使っているのです。

ところが、著作者には「同一性保持権」という権利があります。著作者が、自分の作品が自分の意図しない形で使われることをやめさせることができる権利です。「おふくろさん」を巡る森進一と川内康範との間のトラブルでも、この言葉がクローズアップされましたね。この権利には、JASRACといえども関与することはできないので、当事者間でやるしかないのです。(JASRACによる「同一性保持権」についての解説はこちら)
ですから、Hi-STANDARDがLavcaに対して、自分たちの曲の使用をやめさせる仮処分申請でもすれば、もうそれでおしまいです。こんな状態では、曲を増やすこともできなければ、「ハイスタを歌えるのはLavcaだけ」と大々的に宣伝することも、まず無理だということがおわかりいただけると思います。

で、もう一度「うたスキ」の「ごめんなさいリスト」を見てみましょう。ここをクリックしてから、「状態で絞り込み」欄で「ごめんなさい」を選択してみましょう。
「カラオケ拒否」なんてことを言うのはインディーズの連中ばかりかというと、実はそうでもありません。メジャーデビューしたアーティスト、それも「全曲配信」の対象となっているアーティストの中にも、本人の意向でカラオケにできない曲があります。たとえば、以下の曲が「ごめんなさい」になっています。

 「アイスマン」Dragon Ash
 「ホットケーキ」Dragon Ash
 「Memorial address」浜崎あゆみ
 「いか」BUMP OF CHICKEN
 「喝采 〜花になれ〜」BUMP OF CHICKEN
 「シャドー」BUMP OF CHICKEN
 「DUNNY」BUMP OF CHICKEN
 「星のアルペジオ」BUMP OF CHICKEN
 「ワッショイ」BUMP OF CHICKEN

これらの曲には、ある共通点があります。「隠しトラック」としてCDに収録された曲であるということです。(BUMPの隠しトラックは、毎回ファンの間で話題になる恒例行事ですね)
アーティストがわざわざ「隠しトラック」にした曲は、やはりカラオケでは歌ってほしくない、ということなのでしょう。それ以前に正式な歌詞が公開されていないから、カラオケを作るのが困難だということもあるのですが。

それから、ミスチル桜井がヴォーカルで参加するBank Bandの歌うカバー曲も、全曲カラオケでの使用が拒否されています。もちろん、元歌はほぼ全曲入っています。

それと、一部で話題となった「エアーマンが倒せない」。これも、最初は「ごめんなさい」でした。どうやらこの曲は、JASRAC委託ではないようです。その後、この曲はカラオケ配信が許可されましたが。
最近は、一部のアニメゲーム/パチンコなどの関連曲で、JASRACに委託されていない曲に対してカラオケ化の要望が出てくることがあります。ですがJASRACに委託されていないと、歌手、作詞者、作曲者、その他の関係者に一々許可を得る必要があるから、カラオケ化が一気に困難になります。
ここらへんの事情は、Request Stationさんが詳しく解説されています
posted by くまたろう at 21:31| Comment(2) | 通信カラオケ機種概論序説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月11日

2007年10月14日 Premier@中目黒

※無事お開き!ありがとうございます。曲目は10月15日夜に公開します。

日時 2007年10月14日 12:55集合 13:00〜19:00本番
場所 ビッグエコー中目黒店(東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅下車、地図はこちら
使用機種 PremierDAM

この9月にオープンしたばかりの新しくきれいな店で、全室PremierDAMで、それでいてフリータイムは無いけど意外と安い(\105/30分)ので、使ってみようと思います。

(1) この下に参加希望の旨のコメントを付けてください。遅着/途中抜けする場合などはそのこともお知らせ下さい。また、予定変更などもこの下にコメントとしてお知らせ下さい。
(2) 初めて参加される方は、前日までにyousuffer@kumat.com 宛にメールでご連絡下さい。当日の緊急連絡先(私のケータイの番号とアドレス)をお知らせします。
(3) また「メンバー自己紹介」を書いておられない方は、できるだけ(2)のメールと同時期に書いてください。
(4) 締切は当日集合時間まで。皆様への伝達事項などをこのページのコメントとして書きこむことがありますので、直前までマメにチェックしていただけますようお願いいたします。
posted by くまたろう at 22:45| Comment(27) | オフ会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(15) 「ごめんなさい」曲(前編)

今回の話は、特定のカラオケ機種の機能に属する話ではありません。ですが、カラオケファンの間で十分に認識されているとは言えないことなので、今回の連載で書いてみようと思います。

HyperJOY WAVEの「うたスキ」でやってる「リアルタイムリクエスト」。カラオケに入れて欲しい曲をリクエストで決めるのですが、残念ながらカラオケファンが歌いたいすべての曲が、著作権などの理由で、カラオケにできるわけではありません。
そこで「曲の対応状況を確認」というコーナーがあり、「状態で絞り込み」欄で「ごめんなさい」を選択すると、「権利上やカラオケシステム仕様上の制限等の事情により」カラオケにできない曲がリストにズラリと並びます。
ここでいう「ごめんなさい」曲とは、「カラオケにできない曲」、特に「アーティスト本人の意向によりカラオケにできない曲」をいいます。

「ごめんなさい」曲の中でも代表的なのが、Hi-STANDARD。活動停止から数年たった今もなお、カリスマ性を失わないパンクバンドです。
彼らは、「カラオケ拒否」の姿勢を明確に表明しています。Wikipediaの「Hi-STANDARD」の項目にも、以下のようにあります。

彼らの楽曲は一部を除いてほとんどカラオケに収録されていない。これは、「カラオケで歌うぐらいなら、友達とバンドを組め」という難波の意向によるものである。


また、彼らの所属レーベル・PIZZA OF DEATHのスタッフも、以下のように書いています

ピザの多くのバンドは着うたも着メロもカラオケもお断りです。(中略)
例えば、カラオケでハイスタとかってどぉ〜なのよ?いやいやいや、ピザのバンドの曲をカラオケで歌いたいっていうキッズがいるのはよ〜く知ってるし、俺も普通のキッズだったら「じゅうっそぉうっ!」とか歌いたかったりするかもしれない。でも、ピザは結構なプライドを持ってみんなに音を届けてるわけで、そんな俺らからするとカラオケで他の部屋から“あーいぅおーんふぉげぇぇ〜”とか聴こえてきた日にやぁもう確実に萎えですよ。そりゃあ盛り上がるかもしれないよ?でもその盛り上がりはライブに比べると確実にやすい、やす過ぎる。

※その後、Hi-STANDARDの着うたの配信とiTunesなどでのPC向け配信は許可されました。ただし相変わらずカラオケは許可されていません。

どうやら彼らは、通信カラオケの構造的な弱点である、MIDI音源によって「ショボい音」にされてしまうことを嫌っているようです。
そして、このスタッフの言葉を裏付けるように、前述の「うたスキ」の「ごめんなさい」リストには、Hi-STANDARD以外にも、ASPARAGUS、Ken Yokoyama、Hawaiian6など、PIZZA OF DEATHレーベルのアーティストたちが並んでいます。

なのに、今なおカラオケでHi-STANDARDの曲を探しては、「ない〜〜!orz」となってるファンが後を絶ちません。もちろん、本人が拒否しているなんてことは全く知らず。

私の意見ですが、アーティストが「カラオケ拒否」の意向を持つことは、寂しいことだけど、それ自体には問題はありません。
ただ問題は、ファンがその「アーティストの意向」を知る機会が十分にないことです。

ファンがその「意向」に納得できないなら、たとえば署名運動でも起こして、アーティストにその「意向」を撤回してもらうよう働きかけてもいいのです。もちろん、ファンである以上「アーティストの意向」にはとにかく従うべきという考え方もあるでしょう。ファンがその「アーティストの意向」を知って、ファンが各自で考えて、それで初めてファン同士で、そしてファンとアーティストの間で「議論」が成立するのです。
今は、ファンがその「意向」を十分に知る機会がないから、ただ「アーティストの意向」が一方的に押しつけられているだけです。そして「意向」を知らないファンは、いまだにカラオケで彼らの曲を探し続けている。これは、ファンとアーティストの関係として、健全とは言えないのでは?

私の近所のTSUTAYAでは、「Def Techの作品は、インディーズにつきレンタル禁止です」という張り紙がされています。
これと同じように、たとえば歌本やデンモクで「Hi-STANDARD」を引くと、「このアーティストの曲は、本人の意向によりカラオケにできません」などと出るようにはできないのでしょうか?そうしないと、ファンにその「意向」は伝わらないのではないでしょうか。
posted by くまたろう at 22:29| Comment(0) | 通信カラオケ機種概論序説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

曲目 2007年9月8日 (11:00〜20:00)

* 開催日:2007年9月8日 (11:00〜20:00)
* 開催地:川崎
* 使用機種:BBcyberDAM

99% / BOWL
19 GROWING UP-ode to my buddy- / 玉置成実
Anytime Woman / 矢沢永吉
B-BLUE / BOOWY
Brave Love,TIGA(仮) / 地球防衛団 三日月分隊
Close To You / noon
DAYS / FLOW
Don't you see! / ZARD
Eat It / "Weird Al" Yankovic
FAITH / Ruppina
FIRE WARS / JAM Project feat. 影山ヒロノブ
Fly Me To The Moon / Brenda Lee
FNS地球特捜隊ダイバスター / TOMMY
For divers area / Dragon Ash
Forever Love / X JAPAN
Get U're Dream / ZARD
Give a reason / 林原めぐみ
Grip! / Every Little Thing
HONEY / L'Arc-en-Ciel
HOWEVER / GLAY
I Could Write a Book / noon
I for You / LUNA SEA
IT'S ONLY LOVE / 福山雅治
Let yourself go, Let myself go / Dragon Ash
Lookin' for the eighth color of the rainbow / T-BOLAN
My Favorite Things / Sarah Vaughan
MY HEART DRAWS A DREAM / L'Arc-en-Ciel
NATIVE STRANGER / 氷室京介
ONLY YOU / BOOWY
Revolution / きただにひろし
Rusty Nail / X JAPAN
Samantha / 木村カエラ
September / 土岐麻子
The Biggest Dreamer / 和田光司
The people with no name / RIDER CHIPS feat. m.c.A・T
WE GOTTA POWER / 影山ヒロノブ
You Suffer / Napalm Death
朝まで待てない / モップス
あッ / 田原俊彦
いい日旅立ち / 秋川雅史
一色 / NANA starring MIKA NAKASHIMA
ウィーアー! / きただにひろし
永遠 / ZARD
お・ま・え ローテンションガール / グループ魂に柴咲コウが
大いなる旅路 / 小椋佳
おしりかじり虫 / おしりかじり虫
お江戸流れ星W / PUFFY
回転舞台 / 中村中
傘 / 矢沢永吉
ガッチャマンの歌 / 子門真人
勝手にしやがれ / 沢田研二
気絶するほど悩ましい / Char
キン肉マン旋風 / 串田アキラ
紅 / X JAPAN
コン・バトラーVのテーマ / 水木一郎、ザ・ブレッスンフォー
防人の詩 / さだまさし
さよならをいう気もない / 沢田研二
サレンダー / 布袋寅泰
シークレットカクレンジャー / トゥー・チー・チェン
シノブ参上! / くまのきよみ
シャイニン・オン 君が哀しい / LOOK
棕櫚の影に / 矢沢永吉
せぷてんばあ / クレイジーケンバンド
千の風に乗って / 秋川雅史
空を見なよ / シャ乱Q
大都会 / クリスタルキング
タオル / クレイジーケンバンド
立ちどまるなふりむくな / 沢田研二
チャンピオン / アリス
東京 / 福山雅治
東京にもあったんだ / 福山雅治
夏の終り / 矢沢永吉
ニコニコチャンプ / NON STYLE
日本海 / 八代亜紀
ネバーエンディング・ストーリーのテーマ / 羽賀健二
能登半島 / 石川さゆり
バンビーナ / 布袋寅泰
ふり向くな君は美しい / バーズ
ベジータ様のお料理地獄!!〜「お好み焼き」の巻〜 / ベジータ(堀川亮)
マイフレンド / ZARD
マグネット・ジョーに気をつけろ / ギャル
またあした / Every Little Thing
また一人 / 九重佑三子
また逢う日まで / 尾崎紀世彦
真夏の花火 / 中孝介
ミ・アモーレ / 狩人
未来のために / DEEN
ゆうわく / ローレン中野・和田弘とマヒナスターズ
夢であるように / DEEN
ラーメン3分クッキング / 大塚愛
リンダリンダ / 夏木マリ
ロビンソン / スピッツ
ロマンスの神様 / 広瀬香美
轍 / コブクロ
愛をとりもどせ!! / クリスタルキング
宇宙戦艦ヤマト / ささきいさお・ロイヤルナイツ
悦楽の園 / 長山洋子
果てなき希望 / きただにひろし
火を噴けライダー拳 / 高杉俊价・こおろぎ'73
渇いた叫び / the FIELD OF VIEW
剣の舞 / 尾藤イサオ&ドーン
甲賀忍法帖 / 陰陽座
鎖を引きちぎれ / 矢沢永吉
止まらないHa〜Ha〜 / 矢沢永吉
自由への招待 / L'Arc-en-Ciel
人として軸がぶれている / 大槻ケンヂと絶望少女達
人生 / 瀧勝
西区のうた / 白井ヴィンセント
青春のたまり場 / あさみちゆき
青春の坂道 / 岡田奈々
想い出のセレナーデ / 天地真理
想い出の樹の下で / 岩崎宏美
走れマキバオー / F・MAP
息もできない / ZARD
大阪レイニーブルース / 関ジャニ∞
冬物語 / フォー・クローバース
特捜戦隊デカレンジャー / サイキックラバー
爆音ブラッド / ギターウルフ
爆竜戦隊アバレンジャー / 遠藤正明
彼方 / ナナムジカ
夢の彼方 / 矢沢永吉
目覚めた時には晴れていた / 伝書鳩
嵐の勇者 / 岡柚瑠
檄! 帝国華撃団(改) / 横山智佐、富沢美智恵、高乃麗(帝国歌劇団)
posted by くまたろう at 09:09| Comment(0) | 当サークルの歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月05日

(14) 採点カラオケ

「採点カラオケ」というもの自体は、1980年前後には既にありました。そして、基本的な構造はその頃から変わっていません。

カラオケに入っている音の中には「ガイドメロディ」というのがあります。リードヴォーカルが歌うべきメロディ。専門用語でいう「主旋律」。これをヴォーカルの代わりに楽器が奏でる音が、カラオケには必ずといってもいいほど入っています。それが「ガイドメロディ」です。
この「ガイドメロディ」と、マイクで拾った歌う人の声とを、比較して点数を出すのが「採点カラオケ」の原理です。

ほんの数年前までは、「採点カラオケ」はほとんど信頼できないものでした。メロディとは全然関係ない声をとにかくずっと出していれば、とにかく声さえでかければ高得点が出るようなものばかりでした。
しかし、2003年に発売されたBBcyberDAMに搭載された「精密採点」。この出現で、採点カラオケは初めて「信頼できる」レベルに到達したと言えます。
CPUやDSP(デジタル信号プロセッサ)などの処理能力が向上して、マイクで拾った声から正確に音程を検出して、音程の細かい変化からビブラートやしゃくりなどを検出できるようになったからです。

「精密採点」、そしてそのロジックを使用した「ランキングバトル」。多くのファンが出現し、彼らはそのロジックを解き明かそうと懸命に努力しました。その結果、99点以上を当たり前のように出す「ランバトラー」が多数出現するに至りました。まさに、昔ながらの採点カラオケが、新たに生命を吹き込まれ、新しい地平を切り開いたと言えるでしょう。

ただ、曲によってはガイドメロディが登録されていなかったり、ガイドメロディに間違ったメロディが登録されている(いわゆる「バグ曲」)ものがあります。そんな曲の存在が、実際にそのオケが作られてから数年〜数十年たってクローズアップされたというのも、「ランバト」効果です。
「精密採点」「ランバト」に対抗して、HyperJOY WAVEの「うたスキ」には「全国採点」などが搭載されています。

しかし、どんなに音程の検出が精密になっても、「ガイドメロディ」と歌う声を比較していることには変わりありません。感情をこめて唄った結果、本来のガイドメロディから外れたりすると、大きく減点対象になる。
人間が聴いて「上手い歌」と、採点カラオケで「高得点の歌」は、必ずしも同じではありません。
この点には変わりありません。
posted by くまたろう at 22:08| Comment(0) | 通信カラオケ機種概論序説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする